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ひとりぼっち惑星のゲームデザイン

 スマートフォンアプリの「ひとりぼっち惑星」をはじめた。

 

 ゲームの核心である「じゅしん」「そうしん」をはじめるまでに数時間ないし120円かかるのは、ある不特定多数の集団が大挙して押し寄せサービスを機能不全に陥れることを阻む緩衝材としての機能がある。
 ネスカフェ大沢たかおさんの朗読サービスに「うんこぶりぶりんちょ」等と怪文を読ませて遊ぶ手合いというのが確かに存在する。

 ほんの少しのハードルを設定することで、面白半分で場を荒らすことをいくらかは減らすことができる。

 数時間ちまちまと部品を集めるか、最初にジュース一本分のお金を払うだけで、怪文を送ることはできる。そういう面倒なひとは、ひょっとすると拒まれていないのかもしれない。


 このゲームはいずれ慣れて、飽きて、忘れられていくのだけれど、ユーザーが最後のひとりになったとき、ひとりぼっち惑星の世界観と現実でのありようが重なり合う。
 いなくなってしまった人たちの、残された電波を受信するだけの世界になる。届かない電波を、虚空に祈るように送る世界になる。このゲームは、最初から、終わることを前提に作られている。

 よく練られたゲームデザインであると思いました。

 

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