鳴門・徳島旅行記録 ちょっとだけWake Up,Girls!の話

2月9日(土)

金曜日が仕事の打ち上げで、高い会費なのにビール1杯熱燗2合で済ます。日付が変わる前に帰宅するも、荷造りに時間がかかり就寝は午前1時。いつまでもあると思うな替えの靴下。

羽田へ向かう。朝から雪の予報のはずが、午前6時で家々の屋根ははっきり白くなっていて、しかもJALは早々に午後の発着便欠航を決めており、自分の乗る飛行機は大丈夫かと不安になる。

f:id:hdr2:20190209084752j:plain

羽田空港から出発するのにここのところバス利用が多い

結局乗れはしたものの、出発が40分程度遅れ、徳島空港着が11時。後方窓側に席を取っていたので出遅れる。友人を待たせてしまい大変申し訳なかった。レンタカーを取っていた先見性のあるワグナーさんの車に便乗させてもらう。後でツイッター交換しようと言われたんですけどタイミングがなかった……。そして同乗したワグナーで以前お会いした方なのに顔をすっかり忘れていた。えらいすんません…。

f:id:hdr2:20190209113137j:plain

うちっぱなし建築とは根本的に違う感じ

撫養川沿いに建つ鳴門文化会館はコンクリートのよさが前面に打ち出された建物で、汚れや劣化が味になるので公共物はこういう建築を積極的に取り入れていけ。ただ、傍らに設置されたすだちくんの劣化はなんとも言えなかった。

f:id:hdr2:20190209113240j:plain

完全にこれからの展開の伏線だったパターン

昼の部は前側上手、スピーカーでじゃっかん見切れるようなポジション。ただ、前列は1つきりで、わたしは身長が低く、前方の人が被って見えないことが多いのでむしろよい席だった。

昼の部が開演。とてもよかった。「オオカミとピアノ」でうおー!ってなって、すだちくんがでてきてうおー!!ってなった。すだちくんが赤いマントを着けていることがここに繋がるとは、という驚きですよね。自身のキャラクターソングにHOME色を盛り込むにあたってこれほど雄弁なやり方もないのではないか。本人は阿波踊りを封印していたのもすごい。夜の部の7 Senses青山吉能さんが踊り出して永野愛理さん、後で高木美佑さんも踊っていたが。

f:id:hdr2:20190209143004j:plain

いのたにの肉入りラーメン。オプションの卵は生卵なので留意されたし。

終演後は昼食のために会場に近くにあるラーメン店「いのたに」へダッシュ。徳島ラーメンは非常に好みにあった。チャーシューがそんなに好きじゃないのでバラ肉が入っているのもよい。食べ終えた後、角を曲がってもなお続く行列におったまげる。走って正解だった。

f:id:hdr2:20190209144317j:plain

恐らくサツマイモ畑。

その後、茶をしばくためにカフェ「Bubo」へ移動。道中、砂地の畑があってなんの畑なんだろうと思った。調べたところ、おそらくはサツマイモ畑。鳴門金時を作っているということなんだろう。

お店ではベイクドチーズケーキとヘーゼルナッツラテをいただいた。おいしゅうございました。

f:id:hdr2:20190209153006j:plain

Buboのベイクドチーズケーキとヘーゼルナッツラテ

この時ぼんやり、明日も徳島公演があればいいのにと思っていた。

夜の部開演前にフラスタの協賛金を支払う。まだどのフラスタが協賛したものか分かっていなかったので確認する。山下七海さんと久海菜々美さんが一緒に描かれたイラストとそれを取り囲む紫の花々のスタンドを見て、いいフラスタやこれは、となる。カレーガムさん、ありがとうございました。

f:id:hdr2:20190209162511j:plain

素晴らしいフラスタ



夜の部が開演。今度は中央通路から3列目、ステージを見渡せる位置。とてもよかった。

企画コーナーの話をすると、山下七海さんの、自分自身と、WUGそのものへの強い信頼が感じられてよかった。昼と違い、夜は山下七海さんが「オオカミとピアノ」の途中で階段に横たわり眠り込むという演出となった。この後、かわるがわる他のメンバーが登場して、ななみんのキャラソンを歌い継ぐ。地元・徳島公演で自分の持ち分を他者に委ねられる、それで大丈夫なのだ、という判断。すごいな、と思う反面、末恐ろしいな、とも思った。
「ここにしかない徳島」を穏やかに歌い上げる山下七海さん、幕間の山下七海さんの振り返り映像、山下七海さんへのメンバーからの手紙、そして「HIGAWARI PRINCESS」。声が出なくなってしまって、立ち尽くしてステージを観ていたと思う。ちょっとだけ嘘、青山さんからの手紙に関しては「もう少し こう 何というか手心というか…」となった。

夜の部は海そしてシャッター通りで(精神的な)一区切りがついた後、「Beyond the Bottom」からの流れが圧倒的。ワグナーブレードを振っている場合ではなく、食い入るように目の前の光景を観ていた。青山吉能さんの歌への情感の乗せ方が鬼気迫るもので、ほかのメンバーもそれにあてられたかのようにパワフルなパフォーマンスを見せてくれた。
個人的にとてもうれしかったのは「Polaris」で、連番していたワグナーさんに肩をスクラムに誘ってもらって一緒になって声を出せた。「地下鉄ラビリンス」でも通路を走る山下七海さんの位置を教えてくれたので感謝しかない。山下七海さんは残念ながら離れた場所に行ってしまったが、すぐ近くに吉岡茉祐さんが立ち、控えめに言えば挑戦的な目、ありていに言えば目をむいたイキリ面で「もっと声出せるだろ!?」とハンドジェスチャーをしていたのが非常に印象的だった。
アンコールラスト、「極上スマイル」で熱狂する中銀テープが降りてくる。基本的に取りにいかないのだけれど、たまたま一本が左手にひっかかった。終演後見たら、紫色のテープだった。今回が自身にとってPart3初参戦だったので、ホテルに帰って書かれたメッセージを読んだ。田中美海さんの「後悔のないくらい叫んだかい??」の言葉が刺さった。叫べるだけは叫んだけれど、思う存分叫ぶにはいっぱいいっぱいになってしまった。

終演後、徳島駅に移動。タクシーの運転手さんはきさくないい方だったが、運転もきさくすぎて、若干の怖さがあった。四国の交通事故率が高い理由の一端を見た。

f:id:hdr2:20190209203252j:plain

日本酒利き酒セット、人の話を聞かないのでどれがどれだか分からないまま飲んだ

打ち上げ時、青山吉能さんも絶賛のフィッシュカツが出てきたので食べるが、ほかのワグナーさんがいった「ビッグカツの味」が的確な表現だった。そして、同席したワグナーの中で以前お会いした方の顔をすっかり忘れている。えらいすんません…(2回目)。

前日の睡眠時間もギリギリだったので、体調を考え打ち上げ一次会で切り上げさっさと寝る。徳島公演が終わったということがその時はまだよく分かっていなかった。

2月10日(日)

この日は完全に観光。10時ギリギリにチェックアウトするも、なんのリサーチもなく飛行機の時間までどう動けばいいか不安さえあった。ひとまず徳島駅に向かおうとするが、大判焼きの店の前に数人の列を見かける。朝はうどんでも、と思っていたが、腰を据えて食べるほどの腹具合ではなかったし、小倉トーストをモーニングに食べる国もあると思って1つ買う。70円。安い。店のおばちゃんは接客のせの字もなかったが、大判焼きはあんこがほどよい甘さで、軽く食べられた。

f:id:hdr2:20190210101252j:plain

有名店らしい。

徳島駅近くにあるデビルマンの交差点に足を運んだ後、ひとまず鳴門方面に移動するべき汽車に乗る。途中、教会前駅が天理教の教会前でおったまげる。

f:id:hdr2:20190210104810j:plain

ななよぴ、なんだよな。

鳴門駅着。いよいよノープラン。ひとまず渦潮観光かと思いバス停に向かうが、待っていたのは競艇場行きの送迎バス。近くにいたおいちゃんに「鳴門公園行のバスは時刻表こっちや」と声をかけられ、「ボートレースに行きます」とうっかり答えてしまい、後に引けなくなる。「兄ちゃん若いのに日曜からボートか、ガハハ」と笑われる。

f:id:hdr2:20190210114831j:plain

チケット代や交通費を稼ごう!

ボートレース鳴門着。基本的にどこにいってもワグナーを見かけるという状況だったが、さすがに競艇に来たワグナーはわたしだけだったようだ。まあ、普通眉山登ったりご当地グルメ食べ歩きとかしますよね……。ちなみに舟券はひっとつも当たらず、非常に険しい顔になりながら鳴門公園行のバスに乗る。JRAに切り替えたらよもやのアバオバクーの複勝が27倍もつくとんでもない決着で、競艇の負け分がチャラになってお釣りが出た。

f:id:hdr2:20190210130553j:plain

ボートレースでチケット代を稼ごうなんて甘いよ。

鳴門の渦潮は、渦潮そのものより海峡の雰囲気そのものがよくて、お茶園展望台からの眺望に思わず叫び声が出てしまった。巨大な大鳴門橋がかかる先に淡路島がある、スケールがはっきりしていてよいです。渦の道で見た渦潮も、色が奥村土牛の「鳴門」そのままだった。

f:id:hdr2:20190210143822j:plain

お茶園展望台から鳴門海峡を臨む。

f:id:hdr2:20190210145822j:plain

うずしお




大塚国際美術館はどこかで「米津くん効果ですごく混んでる」とおばちゃんが話しているのを聞いたのでスルーしました。
鳴門駅にバスで戻るが、降りたバスがそのまま徳島空港に向かうことを後から知る。さっとうどんでも入れてバスを待とうかと思ったら軒並み閉店。16時なのに。どうしようと思ったら駅前に足湯があった。渦の道はふきっさらしで手が真っ赤になるくらい寒かったので、足元を温めるだけでもありがたかった。ちなみに隣にいた客3人組はワグナーでした。これに限らずこの時間帯の鳴門駅前はどうにも時間を持て余したらしいワグナーの姿が目立った。

f:id:hdr2:20190210164512j:plain

足湯の建物。お湯も撮ればよかった



一服してバス停に行くも、定刻から10分経ってもバスが来ない。前に待っている人たちも空港に行くと思ったので声をかけたら2人ともワグナーだった。タクシーに乗り合わせて空港に向かう。紫・水色・水紫とバランスのいい構成。いろいろなワグナーがいるなと思った。ちなみに1人は横浜ファンで笑ってしまった。徳島まで来てまさか推し球団が被るとは。

もう1人とは別れ際に「WUGちゃんたちには声優としてのこれからがある」という話をして、それは本当に思っていたことであったので、会えてよかったなと思った。

 

 帰りの飛行機の中で、「オオカミとピアノ」はこれでライブは聞き納めだな、と思って、とうとう泣いてしまった。年を取ると脳の老化で涙腺が緩くなるそうです。

f:id:hdr2:20190210190944j:plain

つまみは先に買っておくべきだった。仙台ではこの反省を生かしたい

 

「それをすてるなんてとんでもない!」ものまで捨てることについて

断捨離、ミニマリズム、Zen habit、なんでもいいけど人生のダウンサイジングみたいな事業をここ5年ぐらい散発的に行ってきて、少なくとも学生時代に比べたら格段に部屋のものの数は少なくなった。けれど、ハンパに残ったものにストレスがたまっている。

「実は捨てても生活に支障がないが、どうにも捨てられないもの」があって、それは米澤穂信サイン入りの『さよなら妖精』であったり、紙の本で持っていたい『夏の前日』全5巻だったり、『たまこラブストーリー』のDVDだったりする。

所有欲はあるんだけど所有欲を継続させることが困難で、一時のめりこんだものが一生涯の財産になる感じではない。10年前から持っているものはほとんどない。ユメミルクスリのインストールCDぐらいじゃなかろうか。

そういったものをえいやと捨ててしまえば絶対に後悔するし、それは断捨離のなんとかさんが言っているところの「ときめき」の切り捨てなんだろう。でも、心が求めているのは多分「ときめき」じゃなく「リセット」だ。刑務所からの出所、災害で焼け出される、私有財産の喪失で楽になりたい。試してみたいが、試したら取り返しがつかないので、ひたすら悩む。

オタクはインフルエンザの予防接種を受けろ

正月も明けて、インフルエンザシーズンがやってきましたね。

 

弊社所属・伊藤彩沙について、昨夜から体調不良を訴え、今朝病院で受診した結果「インフルエンザA型」との診断を受けました。

つきましては、診断結果を受け、医師からの指示のもと感染の可能性も鑑みまして、出演を予定しておりました1月19日開催「ANIMAX MUSIX 2019 OSAKA supported by ひかりTV」への出演をキャンセルさせて頂く判断を致しました。

 

 

hibiki-cast.jp

アニマックスの十日後には、ビッグコンテンツの集大成であるところのミルキィホームズ武道館ラスト公演が行われるわけで、こちらの出演キャンセルにならなかったのは不幸中の幸いと、言えなくもないでしょう。

 

オタクはインフルエンザの予防接種を受けろ

オタクはインフルエンザの予防接種を受けろ。より限定的に言うならワグナーはインフルエンザの予防接種を受けろ。

Wake Up, Girls!FINAL LIVE ~想い出のパレード~は3月8日、2019年第10週ですが、厚生労働省の統計によるとこの週のインフルエンザ報告数は例年前年50週、すなわち12月後半に近い。3月だからといってインフルエンザのリスクがなくなると思ったら大間違いです。インフルエンザの予防接種を受けろ。

 

愛知県ではインフルエンザが流行中

インフルエンザの発生状況について(厚生労働省平成31年1月11日)

https://www.mhlw.go.jp/content/000467585.pdf

都道府県別では岐阜県(49.12)、愛知県(46.42)、北海道(33.57)、高知県(30.10)、沖縄県(28.53)、福岡県(25.33)、滋賀県(23.67)、熊本県
21.96)、茨城県(20.65)、長崎県(19.40)、長野県(18.59)、鹿児島県(18.15)、秋田県(17.75)、静岡県(17.66)の順となっている。

インフルエンザワクチンの接種後免疫が期待できるのはおおむね2週間後からなのでいまさら手遅れですが、(愛知公演を今週末だと勘違いしていた)、愛知公演においでの皆様は今すぐインフルエンザの予防接種を受けろ。

 

インフルエンザの予防接種は意外と早く終わる(かもしれない)

病院は2時間待ちがざらの人気コンテンツなので敬遠する気持ちはわかるのだけれど、この間インフルエンザの予防接種を受けに行ったらファストパス感覚で呼ばれた。診察と診察の隙間時間で注射するだけなので、病院によっては待ち人数を無視した接種があるかもしれない。受付で相談するのもアリ。

 

笑顔でSSAに行こう

Wake Up,Girls!の晴れの門出を、万全の体調で祝いたいじゃないですか。インフルエンザの予防接種はもちろんのこと、手洗いうがいの励行、こまめな水分補給で乾燥を防ぐこと(民間療法でエビデンスはありません)、養命酒(うまい)など、体調管理を徹底しましょう。俺はSSAに行きたいのでインフルエンザをライブ会場でオタクにうつされたら末代まで祟る。

 

総括2018

原政権が何度目かの復活を遂げたので、2018年の総括をする。

 

1月

前月(2017年の12月)は鳥取行があったので記憶に残っているけれど、一転新年はほとんど記憶にない。
仕事はスポーツ選手、声優、無機物などインタビューものを重点に行っており、えてしてこういった仕事が重なる場合余暇が食いつぶされているので特段何かイベントがあったわけではなさそう。
手帳には「上坂すみれ活動 略してウエカツ」と大書されており、生活再建への期待がうかがえる。結論から言うと完全に瓦解した。

2月

2018年の前半はthe MADRAS*1のライブをよく観に行っていたと思う。西早稲田のBLAH BLAH BLAH*2で橋本孝志と鈴木淳の共演を観た。
手帳には「浜中俊騎手になんらかの期待をよせてはならない」と書いており、今振り返ればこれは間違いだらけの2018年競馬において数少ない真理だった。のちに田辺裕信がこれに加わる。
また、一過性のお絵かきブームが到来しており、引き写しの画を数枚描いて鎮静化した様子がうかがえる。

f:id:hdr2:20181231225446j:plain

3月

記憶にない。手帳の3月ページがほとんどリズと青い鳥の感想になっているので、5月になるまで空白だった⇒書く余力か気力がない状態だった、というのは読み取れる。
確か、ツイッター文芸者の一部で本格的ボルダリングブームがあり、そのため自分の中でも機運が高まっていたものの二週立て続けに首を寝違えるという体調不良もありデビューできず。他にも運転免許更新(鴻巣行き)、初の確定申告など生活面でやることが目白押しだった。

4月

神宮球場でフォロワーと野球を観る。DeNA先発バリオス、東京先発石川で、バリオスが早期に打ち込まれた割に勝った試合。
それ以外は記憶にない。

5月

職場がオフィス間移転を行い、新オフィスの入居するビルが構造上誰かが近くを歩くだけで床が揺れ、かなり体調が悪かった。
映画『リズと青い鳥』公開。結局10回観た。また、神宮球場でフォロワーと野球を観る。東京先発ブキャナンが完封。
この時期より体調不良が恒常化し、職場に定時出退勤することが困難になる。

6月

西武球場でフォロワー夫妻と野球を観る。先発は忘れる。
記憶がない。頑張ろうと思って頑張れなかったんだと思う。
体重が増加の一途をたどり、これ以降ダイエットを意識するも実効には移さず、ぶくぶくに太る。

7月

プーシキン美術館展」閉会前日に行ったものの、あまりの人の多さに辟易。
この時期から手帳とは別のノートに日記を書き始めたものの、内容がものすごく暗い。手帳の筆致がやたら丁寧だったので、
精神がずんどこになっていた感じはある。動物のお医者さんを一気読みしており、ここから古い漫画をKindleでまとめ買いするという散財が本格化しお財布事情はさらに悪化する。
Twitter的にはフォロワーの影響で空前のホワイトボードブーム到来。部屋にはあるが使いこなせていない。
また、煙草の銘柄をパッケージデザインに惹かれキャメルメンソールに。ここから年末までメインのタバコとしてブレていないので珍しいことだった。

8月

Wake Up, Girls! FINAL TOUR - HOME - ~ PART Ⅰ Start It Up, ~ 埼玉(昼の部)、大宮ソニックシティ。友人にチケットを譲ってもらい、行く。今年のターニングポイント。終演後、物販でペンライトを購入し、帰宅後、ファンクラブに入会する。この時は「後いくつもライブに行けるわけでもないのについ勢いで」と思っていたものの、結果的に大正解の判断となる。
また、母方の伯父がいずこからか猫を拾ってきて、我が家に預けていった。子猫であり、衰弱しており、またカビも生えていたのだけれど、気付けばすっかり平気な顔をして二階の主となる。噛み癖が治らない。あくまでうちで預かっている猫というスタンスで接していきたい。
この時期、左の肩甲骨を中心にしびれるような感覚が以降二か月ほど持続し、ストレスがかかる。にもかかわらず初ボルダリングに挑戦していたりする。整形外科にかかろうか迷っているうちに症状は消失した。結局なんだったのか。

9月

空前のシャニマスブーム到来も、二週間ほどで退潮。忙しくてソーシャルゲームをやっている場合ではなかった。
映画『フリクリ オルタナ』公開。個人的には好きだった。結局『プログレ』は観ないまま終わった。
あまり記憶にない。この一年、じょじょに記憶や読解力の部分で衰えが目立つようになり、うつ病の前駆症状ではないかと半ば本気で疑っていた(いる)。

10月

Wake Up, Girls! FINAL TOUR - HOME -~ PART Ⅱ FANTASIA ~ 大阪(2日目昼・夜)岸和田市立浪切ホール 大ホール。声優ユニットのライブを観に宿を取って空路で向かうことになると誰が思ったか。ここで完全にドハマりし、見ず知らずのワグナーと喫煙所で談笑し相互フォローという普段の人見知りぶりからすればあり得ないハイテンションとなる。
三連休だったこともあり、翌日は夕方の新幹線の時間まで響け!ユーフォニアム聖地巡礼京アニショップ⇒出町柳商店街+鴨川デルタ(たまこまーけっと聖地巡礼)を行う。
合わせてこの時、9年前にオフ会で訪れた街に立ち寄り、自分の青春の輪郭をなぞってきた(激エモ)。
別日、高橋徹也の「夜に生きるもの」「ベッドタウン」再現ライブもあり、2018年の中でもっともイベントの充実した月となる。

11月

文学フリマ用の原稿を落とす。

12月

Wake Up, Girls! FINAL TOUR - HOME -~ PART Ⅱ FANTASIA ~ 岩手(昼・夜)岩手県民会館 大ホール。
Wake Up, Girls! FINAL TOUR - HOME -~ PART Ⅱ FANTASIA ~ 神奈川(昼)横須賀芸術劇場
WUGのバラエティ面にも急速にハマり、動画配信などのアーカイブを観漁る。

 

総括

一年を通して高橋徹也ライブには通いつつ、1~3月はthe MADRAS、8月以降はWUGと活動の比重が一気に動いた年になった。WUG現場を追うのにコストがかかるので、下北沢界隈からは若干足が遠のいているものの、WUGは3月を持って解散となるので4月以降はまたライブハウスがホームとなりそう。

野球は、現地観戦には行きつつも何故かベイスターズ戦より他球団同士の試合を観ることが多かった。また、ここ3年ほど継続していたハマスタ現地観戦ができず(オープン戦は観に行ったかもしれないけれど記憶にない)。

勤務時間の問題で家で野球を観るタイミングも少なく、石川雄洋の出場機会もさらに減ったことで横浜ファンとしての情熱はやや冷めてしまった。

ただ、これはチケットが取れないというのがそれなりに影響しているので、本年はもう少し計算して日程を組めば大丈夫な気もしている。

仕事が本当にダメで、頭打ちの一年だった。まだ3月ごろまでは頑張っていた(むしろ今思えば労力に数字がついてきていた方)だったのだが、だんだんと身が入らなくなっていった。年の後半は遅れ気味の作業を終わらせるうちに次の作業が遅れるという自転車操業と化していたので、本年は仕切り直しと行きたい。手の抜き方はばっちり覚えたので、仕事が生活に食い込むことがないよう低コスト運用を心掛けたい。

お金。競馬でボロボロになる。Twitterのオタクの中で競馬がブームになってしまった。とうとう日曜第1Rから最終Rまでダラダラ馬券を買うみたいなやり方をしはじめてしまったので、何かしら自分の中で縛りを設けたい。デムーロルメール単勝倍率3倍以上の馬を買う、とか。

そして一番懸念なのが心身の体調不良で、体はぶくぶく太って肝臓・腎臓・膵臓などに不安があり、心、というか頭は思考能力の低下から目を背けることができなくなっている。

2018年初から「リハビリ」というワードは頭の中にあったのだけれど、2019年は「人間らしく生きる権利の回復」や「自分らしく生きること」についてもっと向き合っていかなければならない。

来月、29歳になります。20代最後の年でダメだったらもう一生ダメなんだと思います。

*1:チューインガムウィークエンドの橋本孝志がボーカルを務め、ロックバンドDotDashsを母体にして生まれたバンド

*2:チューインガムウィークエンドの鈴木淳がオーナーの店

Wake Up,Girls!岩手公演の奥野香耶さんについて

本記事は『Wake Up, Girls! Advent Calendar 2018』19日目の記事となります。昨日のご担当は(@misopii_tommy)さんです。明日のご担当は(@housun_)さんです。

 

adventar.org

12月9日(日)のWake Up,Girls!岩手公演に行った。

わたしは父方の田舎*1が二本松にあるので実質東北出身みたいなところがあるのだけれど、その一方で二本松より北の地を踏んだことはなかった。寒いのは苦手だし*2、こういうことがなかったら岩手には来なかったろうと思う。実は会場で見知らぬオタクも同じことを言っているのを聞いて「なんて失礼な!」と思ったけど、二本松にゆかりがない人間が二本松に行かないよな、という理論で納得をした。二本松には安達ケ原の鬼婆伝説があります。

WUGのライブは、2017年のにぎわい東北 presents Wake Up, Girls!in レイクタウン ミニライブ&お渡し会にはじまり、次がHOME part1の大宮公演、part2大阪、岩手。最初に生のWUGちゃんを見て、その場でどっぷりはまったわけではない。楽曲は知っていたしアニメも見ていたけれど、ライブを観に行く層では今年まで決してなかった。

解散が決まって、友人に誘われて、会場がたまたま一時間圏内で。そういったきっかけがなかったら、いい曲を歌う人たちがいなくなって寂しい、ぐらいの気持ちで収まっていたと思う。

わたしが、ワグナー、という範疇にあるのかには疑問符がつく。ペンライトを持ってコールをする行為が楽しいだけではないか、あるいはWUGの規模感がちょうどよかったからでWUGでなくてもよかったのはないか、という疑いが常に自分の中にある。

もちろん、素晴らしいアクトに対する喜びはある。でもそれは「ああ、いいもんみたな」という深度だ*3

それは、奥野香耶さんが盛岡出身だということを失念していたことからも分かる。永野愛理さんが仙台の人だというのは主に東北楽天ゴールデンイーグルスのおかげで覚えていられるのだけれど、奥野さんと盛岡を結びつける要素が、新規参入の人間からすると見当たらないというのが正直なところだった。

各会場で、地域ゆかりのメンバーによるパートがあり、大阪では吉岡茉祐さんによるコントが繰り広げられた。岩手では奥野さんが担当になるということには途中で気づき、彼女の人となりをよくは分かっていない人間からすると、(きわめて失礼な話であるが)鬼が出るか蛇が出るか、ぐらいの気持ちでいた。

宮沢賢治雨ニモマケズ」の引用からはじまり、わたしは泣きぬれて蟹とたわむれた。くそう、奥野さんも宮沢賢治か。啄木はダメ人間だから、好印象の賢治を花巻から担いでくるのか、と。

「ソウイウモノニ、ワタシハ ナル」

その切実な決意表明は、わたしのひねくれた性根をすとんと座席に収めてしまった。

暗転の中、雛壇が用意され、実はその時点でなんとなく何がはじまるのか見当がついていた。上手下手から続々と人が現れて、わたしは再度身構えた。

合唱が始まる。曲名が奥野さんの口から告げられる。『イーハトーヴの風』。

奥野さんの歌声が際立つことはなかった。だからこそ、その演奏で涙が流れた。ステージの中央に立っているのがたまたまそういう配置だったのだというかのように、そこには合唱だけがあった。

そして『言の葉 青葉』。混声4部の合唱用編曲が加えられたそれは、思い入れが深い人ほど突き刺さったのだろう。隣の方もすすり泣いていた。

昼の部が終わってから、岩手公演限定パートのことについて、ジャージャー麺をすすりながら考えていた。これは当然、夜も同じ構成、同じ曲目で行くだろう。選曲的にこれしかないだろう、また、もう一曲を準備するのも難しいだろう、と。

夜の部で歌われたのは『旅立ちの時』だった。決して声には出さず、心の中で低音パートを歌いながらステージを見ていた。

正直に言って、WUGやメンバーの持ち歌ではない合唱曲を提示されて、即座にきちんと受け止めるのは難しかったろうと思う。言ってしまえば合唱はマスではないのだ。伝える力は絶対にあるけれど、問答無用というわけにはいかない。

それでも、演奏と奥野さんのメッセージ、奥野さんに寄り添うように立つWUGのみんな、そして『がんばってねとかんたんに言えないよ』と一緒になって歌う観客、終わってしまえば、そう、本当にこのコンサートが大団円を迎えたのではないかと錯覚するぐらいの一体感が会場を包んだ。昼夜合わせて3曲のパートで、奥野さんが自分の思いを余すことなく伝えようとする構成がそこにあった。

 吉岡さんが「かやは、大阪よりずっと前からこのステージの準備をしていた」という話をしていて、これは本当にその通りなのだろうと思った。

自分を前面に出すことなく、それでいて自分のやりたいことをやってのける胆力。そのすさまじさは、声優・アイドルの会場ではついぞないであろう「ブラボー」の賛辞*4と、鳴りやまぬスタンディングオベーション、そして公演半ばでありながら泣き崩れそうになるメンバーの表情が何よりの証明だった。

 「今日はわたしがプリンセス……でしたか!」

わたしがWake Up,Girls!の魅力に取りつかれたのはほんの半年前のことで、はじまった時には既に終わりが見えていた。彼女たちの軌跡を全て追うことは決してかなわないという後悔がある。

それでも、こうして本当に素晴らしい場所にいることができた。アイドルとしての奥野香耶さんはこういう世界を描くのだと受け止めることができた。彼女が描くイーハトーヴが、会場に体現された瞬間に立ち会うことができて、こんなに嬉しいことはなかったのだ。

 

はしがき:オチをつけないと落ち着かないので言うと、山下七海さんは今回も動きの精度と引き換えにワンテンポ遅れる場面が散見されて本当によかった(ななみん推しです)。

*1:実家ではない

*2:今回盛岡に来るのに秋用のブルゾンで来てしまい、新幹線の車窓から仙台近辺が雪景色になっているのを見て死を半ば覚悟した

*3:エンターテイメントの観客の態度としては何ら間違ったものではないけれど

*4:おそらく二階席の中央付近で真っ先にブラボーと叫んだワグナーがいたんですよ